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雑記・勉強したことなど

『王様の仕立て屋』名言集

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勉強になるマンガを【随時更新】面白くて教養が身に着く! 勉強になるマンガのおすすめまとめで色々紹介していますが、そのなかでも『王様の仕立て屋』は僕のお気に入りです。

洋服に人生をかけた職人たちの物語で、粋とは何か、がたっぷり詰め込まれているマンガなんです。

『王様の仕立て屋』の好きな名言をまとめていきます。 

 『王様の仕立て屋 サルト・フィニート』の名言

 仕立て屋は王様でも手玉に取れる

”裸の王様” ありゃあ仕立て屋に化けたイカサマ師が王様を騙すっていうまあ仕立て屋にとっちゃ不名誉な物語だが 

穿った読み方をすればな  仕立て屋は王様でも手玉に取れるって話でもあるのさ(1話)

服が変われば人も変わる、服で人を操ることすらできる。

第1話早々、仕立ての奥深さを予感させる。

 人生は短すぎる

たかだか数十年でやり残したことがなくなるなんざ案外底が浅い世界なんスね

 

同業の知り合いに九十過ぎてもまだ現役の化物みたいな爺さんがいるんですがね

一着として同じ服を縫えたことはないし これからどんな服を仕立てることになるか全く予想できないと言います

 

その爺さんの口癖 何だと思います?

“人生は短すぎる” (3話)

職人の世界に終わりなどない!

同じように見える服でも、細かい違いが色々あって、その違いが分からないのはまだまだなんですね。

違いが分かる男になりたい。

シンデレラもドレスがなくちゃ舞踏会で門前払い食っちまうんだ

シンデレラもドレスが無くちゃ舞踏会で門前払い食っちまうんだ

王子様の目が届くところまで自分で歩いて行ってダンスの相手を務めなきゃストーリーが進まねえんだよ! (4話)

中身は超大事!

でも外見をおろそかにしては、中身を発揮するステージにそもそも上がれない。

「人は見た目が9割」ってのもあながち嘘じゃないね。

男に似合う服ってのはそう何着もねえんだよ

真の粋人は自分のスタイルが確立しているから同じ柄のネクタイを何本も持ってたりする

女に似合う服は無限にあるが 男に似合う服ってのはそう何着もねえんだよ (15話)

そっか、じゃ毎日同じ服でいいかな(ちがう)。

トレンチを着こなすには揺るがない男の人生が必要って事なんでしょうね 

トレンチコートはハンフリー・ボガートやジャン・ギャバン等の名優が映画の中で粋に着こなしハードボイルドのイメージが定着しましたが

ボガートに憧れた男がトレンチを羽織ってもサマになることは少ない

 

トレンチを着こなすには揺るがない男の人生が必要って事なんでしょうね (39話)

先日高いトレンチコート買った僕に痛恨の一撃。

ボガートになれると信じて買ったのに!

ハゲがアピールするポイントは潔さだ

ハゲがアピールするポイントは潔さだ

まずは未練たらしいスダレ髪を思い切って短く刈り込んじまう

(中略)

頭が淋しい分お洒落なアイテムを賑やかにすると丁度いいんだ

ショーンコネリーは007時代はカツラだったがハゲを公開してから演技派の評価を高めた

何事も自分を隠さない思い切りが自信に繋がるんだ (51話)

ハゲのアドバイスまでしてくれるマンガがあるとは。

「潔さ」「隠さない思い切り」ってのは、他のコンプレックス克服にも通用するね。

新しい物とは古い物なしに存在できない

新しい物とは古い物なしに存在できない

時を越えて受け継がれた伝統まで否定しては 新しいものが生まれる度にアイデンティティを揺るがされ人間的な信用さえ危うくなる

 

伝統とは 否定するものでもなく 盲従するものでもなく

御するに値する技量を身につけ使いこなすものだ (76話)

新しい物がすべて良い物であるわけがない。

伝統を無視した新しい物は単に奇妙奇天烈なだけで、目指すべきは伝統を御した新しい物なのだ。

修羅場はね ある程度こなすと楽しみに変わるの

修羅場はね ある程度こなすと楽しみに変わるの

後進が怖いと思うようじゃ まだまだ苦労が足んないのよ (78話)

めっちゃ言ってみたいセリフ。

楽しみながら、後進を片っ端からひねりつぶしていく人生を送りたい。

万全の備えは自信に繋がり どんな席でも物怖じしない姿勢を保てるのです

元来 礼服はこういう席があるからと慌てて作る物でなく 常に最高の場に備えておく日頃の心構え

それを思えば ボウタイ一本 チーフ一枚 おろそかにはできないものです

 

また万全の備えは自信に繋がり どんな席でも物怖じしない姿勢を保てるのです (103話)

さすがにタキシードまで買おうとは思わないが、冠婚葬祭用のスーツ一式はそろえておきたいね。

決して客に媚びないブランドの誇り高さ

高価なブランド品を一目見て別世界のものと諦めるか 或いはこれを持てるだけの身分になれるよう人生の目標とするのか

 

決して客に媚びないブランドの誇り高さはウインドウの向こうで通行人の志を試しているのだと (157話)

ブランド物でやたら着飾ったからといって、中身まで立派になるわけではない。もちろんこれは正しい。

でも諦めるのではなく、ましてやひがむのでもなく、どうせなら利用させてもらおう。

ブランドも問いかけているのだ、これを持つにふさわしい人物なのかどうかを。

 

『王様の仕立て屋 サルトリア・ナポレターナ』の名言

センスってのは自腹切って恥もかいて磨かれて行くもんさ

センスってのは自腹切って恥もかいて磨かれて行くもんさ (3話)

自腹切るのは大事、真剣に選ぶようになるから。
自腹で失敗するのも大事、絶対忘れられないから。

他人のスタイルを貶めずにおれないのは自信が持てない証拠だ

自分のスタイルにこだわりを持つのは結構だが 他人のスタイルを貶めずにおれないのは自信が持てない証拠だ

創作者たる者がそんな狭量で大衆を感動させる詩が作れるか! (5話)

自分に自信があれば、わざわざ他の人のスタイルを貶める必要は無い。
詩人の弟子への𠮟責の場面だけど、創作に限らず何にでも通じるよね。

それがブランドのプライドよ

同じ世界で情報を共有して生きている以上 発想が似通う事は珍しくないわ

でも剽窃の意思がなかったとしても それを証明して納得して貰うことが不可能な以上 後発は遠慮する・・・

それがブランドのプライドよ (79話)

新製品のタータンが、実は由緒ある家のタータンとほぼ同じ模様になっていたことが発覚。そのときの社長のセリフがこれ。


『王様の仕立て屋』のなかでも非常に印象に残っている名言です。

 

『王様の仕立て屋 下町テーラー』の名言

今お召しのワイシャツをご自身で完璧に手入れして下さい

では まず今お召しのワイシャツをご自身で完璧に手入れして下さい

奥さんに電話で聞いてもネットで調べても構いません

 

服はただ形を整えればいいという物ではなく日頃の心配りが現れるのです

その習慣を億劫と思う間は作っても無駄遣いになるのです (36話)

服に無頓着で、服の手入れを奥さんに全て任せていたビジネスマンが、あるきっかけからワイシャツの仕立てを頼みます。

しかし、ワイシャツの手入れぐらい自分でできるようになってから来いと諭されます。
いい服をただ持っていても、手入れする習慣がなければ持て余してしまうからですね。

服だけじゃなく、何かモノを買う前に思い出したいセリフ。

 

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